(回答先: 銀行の国債投資、5年ぶりに売り越しに〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 12 日 11:23:30)
政府は11日、個人だけが購入できるよう商品性を工夫した新型国債の発行などをねらう証券決済システム改革法案を自民党財務金融部会・金融調査会に示し、了承を得た。15日に閣議決定し、今国会での成立を目指す。財務省は2003年1月にも個人向け国債を発行する計画。国債の大量発行に備え、投資家のすそ野を広げて金利を安定させるのが目的だ。
証券決済システム改革法案は金融庁、財務省などの関係省庁がまとめた。個人向け国債のほか元本・金利の部分を自由に切り離したり結合したりできる「ストリップス債」の新規導入、電子情報を活用して社債や国債などを無券面で発行できるようにする証券決済制度の改正も盛り込んだ。
個人向け国債は10年満期で、個人投資家のリスクを軽減するために変動金利とする。通常の国債は最低でも5万円単位でないと買えないが、個人向けは1万円単位に下げ、購入しやすくする。窓口は民間金融機関と郵便局。満期前の換金にも政府が直接応じる。