(回答先: エンロン:会計担当のアンダーセン社顧客離れ続く[毎日新聞3月8日] ( 2002-03-08-21:04 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 08 日 22:05:49)
【ワシントン逸見義行】倒産したエンロンの会計監査を担当していた世界5大会計事務所の1つ、アーサー・アンダーセン(本社・イリノイ州)は不正経理に荷担した疑惑によって、信用が急落し、契約解除に踏み切る企業が増えている。経営危機深刻化が必至で、「他の会計事務所との合併で生き残りの道を探るしかない」との見方が出ている。
業界筋によると、今年に入って34社がアンダーセンとの契約を解除した。約50年間の関係を解消したデルタ航空のほか、医薬大手のメルク、住宅金融会社のフレディ・マックなどが代表格だ。アンダーセンは「世界で1万社以上の顧客があり、その大多数は契約を維持している」と説明し、信用の維持に懸命だ。
アンダーセンは、エンロンの不正経理疑惑に荷担したうえ、証拠隠滅工作をした疑惑が指摘されており、米司法省が捜査を進めている。