(回答先: 民間設備投資が回復しないと、景気は回復しない=財務相[東京8日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 08 日 11:43:51)
>塩川財務相は、民間設備投資が積極化しないと景気は回復しない、と述べた。
これを、個人消費の拡大を通じて民間設備投資が拡大するようになるまで景気は回復しないという意味ととれば理解できるものである。
>また、塩川財務相は、「いま、需要拡大がやかましく言われるが、需要を拡大して
>も、供給側の体制が変わらないと在庫調整に終わってしまう」と述べ、
現状の日本経済で、供給側が設備投資をして供給力を拡大すれば、「さらにデフレが進むか在庫が積み増しされる」だけである。
需要拡大しても在庫調整に終わってしまうという現状認識をしているとしたら、日本経済はとんでもない大不況に陥っていると言うことである。
それならば、「需要拡大→在庫調整→需要拡大の継続→設備投資」という手順を踏まない限り景気は回復しない。
>研究開発など供給サイドの改革が必要だと強調した。さらに、「民間企業の改革が
>もう少し進めば、(経済は)離陸できると期待している」と述べた。
この部分の真意は、財務相という立場からみて、「研究開発投資や設備投資の拡大するために“法人税減税”が必要だ」という婉曲的な表現なのだろう。
前述の論理から言って、“法人税減税”を行っても、設備投資に回るわけではなく、株式投資などに使われて、あげくは、損を出すという話である。
このような国会答弁は、塩川財務相自身の筆になるものではないはずだから、そう言うように唆した“売国奴”キャリア官僚がいるということである。
塩川財務相の秘書官って誰?