(回答先: 破たん:不動産担保融資の最大手、ファーストクレジット〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 07 日 21:39:12)
整理回収機構(RCC、鬼追明夫社長)は7日、破たんした旧日本長期信用銀行の当時の堀江鉄弥頭取(70)ら旧経営陣4人を相手取り、総額31億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
1999年12月、当時の長銀経営陣が旧経営陣15人に対し、総額63億円の損害賠償を求めた訴訟(RCCが訴訟継承、一審審理中)に次いで2回目。18年間にわたり頭取と会長を務めた杉浦敏介氏(90)の経営責任追及は今回も見送られた。
訴状などによると、問題となったのは大手貸出先だったリゾート開発会社「イ・アイ・イ―インターナショナル」に対する総額1905億円の融資。60億円を融資したが、債務不履行の状態にあったイ社に対し、90年12月から92年7月まで新たな融資を実行した結果、約1600億円が回収不能となり、破たんの遠因となった。
RCCは、融資に関与した4人の役員が「融資先をどうするか」を考えず、不良債権化するのをさけるため「表面上つじつまを合わせた」としている。