帝国データバンクによると、日本重化学工業<5562>が会社更生法の適用を申請した。
負債総額は1300億円。
同社は1917年8月、カーバイドの製造、販売を目的として、富山県内で設立。69年には日本フェロアロイと合併した。
現在は、新日本製鉄<5401>が8.19%を出資(2001年6月末時点)するフェロアロイ(合金鉄)製造業者として、多品種のフェロアロイを国内各地の工場で生産し、主に商社経由で鉄鋼メーカーなどに販売。同部門は国内シェア30%を誇る最大手として知られていた。
89年12月期には年間売上高788億0200万円を計上。しかし、その後は鉄鋼業界を取り巻く環境が悪化、主力のフェロアロイ部門の受注が減少した。99年12月期には、101億6900万円の最終赤字となり、5億9700万円の債務超過に転落した。
2000年12月期には、収益力の改善により、単体での債務超過を解消したものの、連結ベースでは244億円債務超過となった。
2月21日には、業績下方修正を発表し、資産売却が次期にずれ込んだことや投資有価証券評価損の発生から多額の特別損失を計上していた。
今年に入ってからの上場会社の倒産は、これで7社目という。
《Yahoo日本重化学工業<5562>BBS》
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=q&board=5562
★燃料電池で素晴らしい技術持っていたのに。。。