(回答先: 金融庁、“外資”との対決姿勢鮮明に〜証券検査官総出で外資系カラ売りチェック(株ZAKZAK) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 20 日 17:56:01)
日本証券業協会の奥本英一朗会長は20日の定例記者会見で、実際に持っていない株式を借りて売る「カラ売り」を巡る一連の規制について、「金融システム安定化のためのやむを得ない措置」と述べ、関係者への理解を求めた。奥本会長は「市場は本来自由なものという基本認識はあるが、公正なルールに基づく運営は大前提」と強調。今回の規制導入のきっかけは「一部の外国証券会社の違法行為によって価格形成がゆがめられたこと」と説明し、規制強化はやむを得ない措置との認識を示した。
カラ売りを巡っては、金融庁が価格規制の強化を打ち出しているほか、東京証券取引所や日証協も、証券会社に対し売買の発注時に信用取引の報告を義務付け、監視を強化する方針を表明している。奥本会長は、一連の規制について「個人の信用取引制度そのものに規制がかかっているわけではない」と指摘。あくまでもカラ売りの悪用を防ぐことが目的と説明し、重ねて理解を求めた。