(回答先: 公的資金、3月中にも判断 不良債権処理で経財相(共同通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 17 日 18:55:54)
竹中平蔵経済財政担当相は17日、東京都内の明星大学で講演し、金融機関への公的資金再投入について、「資本の不足分を埋める何らかのアクションの期限が3月にかけて訪れる」と述べ、金融機関の自己資本の状況次第で、年度内にも公的資金投入を決断する可能性があることを示した。
実際の公的資金投入は、4月以降になる可能性があるが、3月末までに不良債権問題の抜本解決に向けた対応をとる強い意欲を示したものと言える。
講演後に記者会見した竹中氏は、金融庁の特別検査について、「3月31日まで結果が何も出ないことはあり得ない」と指摘し、年度内に検査結果概要が出るとの認識を示した。そのうえで、「本当に資本が不足するなら、何もしないこともあり得ない。必要な措置があれば、可及的速やかにやっていく」と強調した。
また、講演前のテレビ番組でも、「(公的資金投入などを)3月末まで待っている必要はない」などと発言した。
[毎日新聞2月17日] ( 2002-02-17-20:07 )