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(回答先: たまには明るい話題です。ソフトバンクADSL事業軌道に乗りそう 投稿者 Ddog 日時 2002 年 11 月 14 日 01:07:36)
l ソフトバンク中間連結、最終赤字558億円――ブロードバンド赤字など響くソフトバンク(9984)が15日発表した2002年9月中間決算は、連結最終損益が
558億円の赤字(前年同期は543億円の赤字)となった。ADSL(非対称デジタル加入者線)サービスなど、ブロードバンド(高速大容量)インフラ事業の先行投資負担が響き、営業損益が311億円の赤字(前年同期は87億円の赤字)に悪化した。投資有価証券や関係会社株式の評価損など特別損失も計585億円に膨らんだ。
ブロードバンド事業が伸びたため、中間期の連結売上高は1910億円と4%増えた。営業損益の赤字のほとんどはブロードバンドインフラ事業で、その他の事業の損益は合計で1億円の黒字(前年同期は77億円の赤字)となった。
営業外では、関連会社の業績改善により持ち分法投資損益が26億円の黒字(前年同期は89億円の赤字)に転換。金融収支も改善した一方、為替差損92億円が発生した。米ヤフー株の売却益など特別利益511億円を計上したが、特損を埋めるには至らなかった。
9月末の純有利子負債は1936億円と、前期末比384億円減少した。今期の社債
償還資金215億円について、記者会見した孫正義社長は「当然手当済み」と強調
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l 注目株 ソフトバンク、孫社長の強気も取り巻く「霧」晴れず【NQN】ソフトバンクが15日に発表した2002年9月中間決算で、連結営業損益は311億円の赤字(前年同期は87億円の赤字)となった。孫正義社長は「重点事業のブロードバンド(高速大容量、BB)通信事業の来年度の単月黒字化のメドがついた」と強気の姿勢を崩さないが、大幅赤字で株価の下値メドが見いだしづらい状況は続く。投資家は依然として五里霧中だ。赤字決算自体にさほど意外感はないが、中間期の赤字額は予想より膨らんだ。QUICKが調査した証券・シンクタンク9社の2003年3月期通期の予想で、連結営業赤字は200億円強。下期に収益が急回復する可能性はなくはないが、市場コンセンサスの達成は容易ではない。
上期の大幅赤字にかかわらず、孫社長は「三重の霧が晴れた」と相変わらずの強気姿勢を崩さない。(1)BB事業の損益分岐点(2)BB事業の来年度中の単月黒字化(3)社債償還資金に充てる資金調達――という同社の経営の先行き不透明感の背景にあった三つの課題に解決のメドがたったという。市場の最大の関心事であるBB事業に関し、「損益分岐点の200万回線は今後2―3カ月で達成可能」(孫社長)と強調する。9月末時点の手元流動性とコミットメントライン(融資枠)の未使用枠は1437億円で、今年度215億円の社債償還資金の手当ても済んだようだ。 それでも、完全に霧が晴れたとは言い難い。収益の底入れにメドがたったとはいえ、具体化はこれから。
かつてインターネット産業の華々しい未来を掲げたソフトバンクに対する市場の見方は厳しく、「夢を追うのはもうこりごり」(準大手証券の国内営業担当者)との声は少なくない。株価は株式分割を考慮しても2000年2月に付けた上場来高値の2%にも満たない。子会社ヤフーの時価総額を下回る「親子逆転」は、投資家の期待を裏切り続けたソフトバンク=孫社長に対する市場の厳しい見方を裏付ける。株式市場の信頼を回復するためには、実業分野での実績を積み上げるほかはない。UFJつばさ研究所アナリストの曽根基春氏は「顧客獲得費用を含むBB事業の損益分岐点300万回線の早期達成が鍵になる」と話していた。(増永裕樹)
l ソフトバンク、子会社4社を来年1月合併――最大の事業子会社にソフトバンク(9984)は15日、子会社4社を来年1月7日付で合併すると発表した。ADSL(非対称デジタル加入者線)インフラ構築を手掛けるビー・ビー・テクノロジーを存続会社とし、法人向け光ファイバー事業会社を傘下に持つソフトバンクネットワークスなど3社を吸収合併する。ブロードバンド(高速大容量)事業の効率化を進めるのが狙いで、今回の合併によりシステム構築から技術開発、営業、サポートを一体運営する体制が整うという。吸収合併するのは、ソフトバンクネットワークスのほか、電子商取引事業のソフトバンク・イーシーホールディングス、ブロードバンドサービスの営業・拡販を手掛けるソフトバンク・コマース。合併後の新会社は売上高3000億円、社員数2000人となり、ソフトバンク・グループ最大の事業会社になるという。将来の株式公開については、「ノーコメント」(孫正義社長)としている。
l ソフトバンク社長:あおぞら銀、売却含め検討する方針に変わりないソフトバンク(9984)の孫正義社長は15日の決算発表で、保有するあおぞら銀行の株式について「売却を含めて検討するという方針に変わりない」と述べた。孫社長は「複数の熱心なバイヤーから話が来ている」と、売却交渉を進めていることを認めながらも、「何%をいつ売るかについては言えない」と、慎重に交渉を進める考えを示した。あおぞら銀株については、出資後2年たたないうちにソフトバンクが売却方針を示したことに、金融庁が難色を示した経緯がある。売却先についても、投資ファンドへの売却には金融庁が懸念を表明。ただ、ソフトバンクはブロードバンド(高速大容量)事業に経営資源を集中する戦略で、同日の決算説明資料ではあおぞら銀株を「換金性の高い銘柄」と位置付けた。同社は2002年3月末であおぞら銀株の簿価を830億円(取得価格は500億円)としている。
以上 クイック