現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: Re:>抵抗権さんへ 日本は、IMFに投資していますから、遠まわしに日本もアジア危機を演出しそれも日銀のプリンスが演出した。と言いたいのですね。でも良く分からん。 投稿者 スーパー銭湯 日時 2002 年 10 月 13 日 20:47:04)
スーパー銭湯さん こんばんわ
本当に、この辺を知るのは大切なことだと思います。
いま、本当に国際金融の混乱を収めるなら、自由な資本移動を
制限し(まさにマハテールのやったこと)、管理通貨に逆もどり
することの検討ではないですか。それは、管理貿易にもつながり
グローバル派の猛反発を食うものだから無視されている。
金融からではなく、歴史的な流れだと分析しているのが
PFドラッガーだが、自分はこの考えの方が自然かなとおもっています。
PF ドラッガーは、ネクストソサエティのなかで、いまの段階で製造業から知的産業への国内の雇用の動きが急速に出始めていると分析。
そして製造業は、かつての農業のようにGDPにしめる付加価値の割合が急速に減ると指摘している。
アメリカは、その時期をすぎ、いま、日本・ドイツにそれらの波が押し寄せていると分析
そのなかでの、グローバル経済での反対デモを
「あのデモには共通の主張がなかった。結果として、ほとんど何ももたらさなかった。しかし、デモの原因となったものは深刻だった。そもそもグローバル化に向かっていない。
製造業の退潮はグローバル化ではなく、保護主義を招く。」
第二次世界大戦後、先進国では農業物価格と農業人口が、1%減少するごとに、補助金が2%増加した。
同じことが、製造業にも起こる。世界は自由貿易に向かっていない。
自由に貿易しているのは情報産業だけである。
財・サービス、特に製造業については保護主義が進む。
雇用が減れば保護が増えるのは当たり前である。
農業で起こったことであり、製造業でも起こることである。
と分析している。
そして、本当のグローバル化とは、企業と労働者が各セクターの消費者への付加価値を最大限、発揮できるよう、国民国家が支援する。
小さな政府が望ましい。という感じで締めくくっています。