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(回答先: Re: jimmyさんへのレス:1929年「大恐慌」の解消過程と現在との対比 投稿者 jimmy 日時 2002 年 10 月 11 日 23:25:42)
jimmyさん、こんばんわ。
1933年の「金本位制離脱」という重要な契機を失念していました。
保有金量に縛られないで通貨が発行できるというのは、大きな経済システムの転換ですから、その説明を外したら難ありですね(笑)
森永卓郎氏のNステでの発言は誤っているとは言え貴重なものですね。
「デフレ不況」での金融的なインフレ・ターゲット政策は無効という考えを持っています。
森永氏が阻止したい米国支配を阻止するためには、赤字財政支出を増加させるしかありません。
しかも、半期ごとに徐々に増加させていくかたちでなければなりません。もういいだろうと減少させたら、反動的にデフレが進みます、
しかし、それだけの赤字財政支出を行わなければならないのなら(不良債権処理でも同じですが)、銀行を国有化するという“覚悟”を決めて、30兆円でも50兆円でも資本を注入するほうが合理的です。
それによって銀行の自己資本比率は飛躍的に高くなりますから、不良債権は、精査してどうしようもない企業の分だけ処理するにとどめます。
現状での銀行問題(不良債権問題)は、この方法しかないのではと考えています。
詳細の説明は後日アップするつもりです。