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2002/10/08(火) 11:19 JSThttp://www.forexwatcher.com/auth/index.html
底なし沼のような様相を帯びてきた日本の株式市場。一体、どこまで下げるのだろうか。以前に日経平均のターゲットは 8800近辺ではないかと予想したのだが(2001/08/28の記事参照)、まだ下げ止る気配がなく下値不安を抱えているようだ。2000年 4月につけた戻り高値 20833からの下落波動の形状がはっきりしてきた(ように思う)いま、もう一度ターゲットを求めてみる。
20833からの波動が五波を形成するとして上図のようにラベリングすれば、日経平均の下値ターゲットは次のようにして計算される。
第1波と第5波が同じ長さ(値幅)になる。
12081 - (20833-15870) = 7118
第5波の長さが「第1波から第3波までの長さ」の 0.382倍になる。
12081 - (20833-9382)x0.382 = 7707
第5波の長さが「第1波から第3波までの長さ」の 0.618倍になる。
12081 - (20833-9382)x0.618 = 5004
日経平均株価は昨日、ザラ場で 8650まで下落した。もう勘弁して欲しい、というのが市場関係者の心境であろうが、非情にもまだ下落の余地が大きいようである。控えめに見てもあと約 1000ポイントの下落リスク。仮にも 7000を割り込む事態−もうその先はオーバーシュートであろうが−になれば、まさかの 5000も覚悟していた方がよいということを計算結果は示している。
2001年8/28記事
日経平均株価の長期チャート。1989年12月に 39000円を寸前に折り返して以後、見るも無残な姿をさらけ出している。平均株価はどこまで下落するか。テクニカル的な可能性を探ってみたい。
日経平均株価は歴史的な修正局面にあって、高値からの波動は非常に大きな三波を描くと見てよいだろう。問題はこの三波をどう捉えるかだが、おそらく以下のような二通りの見方に大別されるのではないか。
[1] 「図−1」のように
38957⇒A14194⇒B22751⇒C現在
と読む。Cはさらに三波に分割されている。ここで
C = A x 0.618とすれば、ターゲットは 7447
C' = A'とすれば、10869
10869は「図−3」で 14556 - (20833-11433)x0.382 = 10965 として計算されるターゲットにもかなり近い。
[2]「図−2」のように B'波が(先に行くほど広がる)三角保合いをつくったと見る。
この場合、三角形の最大幅は約 12000。ターゲットは 8800付近と計算される。
これは「図−3」で 14556 - (20833-11433)x0.618 = 8747 として求められる目標値にもほぼ一致する。
或いは、C' = A x 0.382 とすれば 11374がターゲットとなり、C' = A x 0.618と予想すれば 5529(!)までの下落リスクを抱えることになる。
以上の計算から、11000円近辺にいくつかターゲットが集中しているのが分かる。ここがまず、有力なターゲット候補となる。この下、10000円は心理的に非常に強い壁となりえるものの、10000円割れにもターゲットがあることから磐石とは言えないだろう。10000円がブレイクされると日経平均は 8800円近辺まで下落する恐れがある。ちなみに、筆者の最も好むシナリオは「三角保合い下放れ」の 8800である。ついでに付け加えると、いま(2001年8月)は株価バブルのピーク 1989年12月から数えて 140番目の月。フィボナッチ数字の一つ、144まで残すところ4ヶ月である。さて、どうなるだろうか?
画像が送れません。悪しからず。当たって欲しくない。去年の8月はまさかと思っていた。Ddog