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(回答先: 大口融資、米、不良債権22%増、増加ペースは鈍化――金融当局、2002年調査。2002/10/25【日経金融新聞】 投稿者 hou 日時 2002 年 10 月 25 日 18:42:32)
いままでの、売り方に問題があり、市場の変化が顕著なら売り上げはどこかが減っている。
そして、利益が出ない体制が出来上がれば。
どんなに、てこ入れしても同じこと。
昔の夢をみて、株をホールドする人と銀行がお金を貸し続けるのは似ている。
市場は、消費者は絶えず変化している。
間違いなしに、この100年で消費者は信じられないほど
力をつけた、そしてITの登場は、さらに消費者の力を引き上げた。
そして、非合理で消費者の要求を満たせない地元の市場に固執する必要がなくなった。
米国で物価が下落するデフレ傾向が素材や部品など中間財から衣料、家電など最終消費財にまで広がってきた。昨年十一月の消費者物価指数(CPI)のサービスを除いた財価格は前年同月比〇・七%下がり、一九八七年以来の下落率。デフレは景気後退を反映した現象とはいえ、深刻化すれば実質的な債務返済負担が増加するなど一段の景気下押し圧力になりかねない。
セーター七五%引き――シカゴの大手百貨店ニーマン・マーカスでは在庫一掃を狙った大幅値引きの値札があふれている。米国では昨年末、こうした価格破壊ともいえる値引き攻勢が各地の小売店に一様に広がった。値引きは九月の同時テロ直後から全米で恒常化し、消費財の価格を押さえ込んでいる。
消費者物価指数の財価格指数(八二―八四年平均=一〇〇)はこうした小売りの値下げにガソリン価格下落が加わって、十一月は一四九・三。前年同月比でマイナス〇・七%と、新興市場の経済危機が表面化した九八年九月以来の前年割れとなった。
製造業の不振を反映して、素材や中間財はすでにデフレ傾向を強めていた。卸売物価指数でみると、素材価格指数が昨年六月から、中間財価格指数も同七月から前年を下回る状態が続いている。大手金融UBSウォーバーグが算出している物価先行指数は昨年初から十一月まで連続して低下、CPIの今後の低下を示している。
デフレで実質金利が高止まりすれば、金融緩和効果をそぎかねない。米連邦準備理事会(FRB)は前回利下げ後の声明文で「インフレ率は今後さらに低下する可能性が高い」とデフレ圧力への警戒感を表明している。
一九三三年に米経済学者アービング・フィッシャーは「債務が積み上がっているときにデフレが起こると大不況につながりかねない」と警告した。現在の米国も個人や企業の債務残高が国内総生産(GDP)比で歴史的水準に達しており、同様の危うさを抱えているといえる。
(ニューヨーク=土屋直也)
ITは、概存の市場を着実に変えつつある。
在庫をできるだけ抑える。
そんな、経営手法は小売業にとっては大変、理想的だ。
7―9月期、アマゾン、33%増収。
2002/10/25 日本経済新聞
【ニューヨーク=山室純】インターネット販売最大手の米アマゾン・ドット・コムは二十四日、七―九月期の売上高が前年同期比三三%増の八億五千百万ドルに達し、最終赤字は三千五百万ドル(前年同期は一億六千九百万ドル)に縮小したと発表した。売上高は期初予測の七億八千万―八億三千万ドル、市場予測平均の八億九百万ドルを上回った。
リストラ費用や償却費などを除く実質純利益は、三十五万ドルだった。小幅ながら実質黒字を達成するのは昨年十―十二月期以来二回目。市場予測は一株当たり〇・〇四ドルの実質赤字だった。