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(回答先: 柳沢金融相、不良債権処理の資本注入反対貫く 更迭覚悟 「asahi.com」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 9 月 29 日 22:43:59)
国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)がワシントンで28日午前(日本時間同日午後)開かれ、採択した共同声明で日本に対して「銀行や企業の再編、特に不良債権問題に積極的に取り組むべきだ」と呼びかけた。前日の主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が共同声明で各国別に注文をつけるのを見送ったのに対し、IMFCは明確に指摘した。
IMFCの共同声明は世界経済について、「ゆるやかな回復は進んでいるものの、下ぶれリスクと不確実性が残る」と警戒感を強め、イラク攻撃の可能性の高まりから原油の高止まりが続いている「石油市場の安定の重要性」を強調した。
各国別では、米国について「企業統治、会計や監査の強化に向けた行動は信頼裏付けのために重要」と言及。欧州にも、「特に労働市場と生産物市場における構造改革が必要」と要請した。また、新興市場国ではアルゼンチンやブラジルなど不安定な中南米経済に懸念を示した。
(17:22)