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東京 9月27日(ブルームバーグ):柳沢伯夫金融相は27日の閣議後会見で、30日にも行われる内閣改造で「続投の意欲はあるか」との質問に「もちろんだ。オープンに意見を聞いて、筋の通ったことをやる」と語った。しかし、政府・与党から高まっているの公的資金注入論には「考えは変わっていない」と否定した。
公的資金の再注入に関して、小泉純一郎首相や福田康夫官房長官らの「官邸サイド」は、前向きな姿勢を示している。これに対し、柳沢金融相をこれまでの持論をあくまで展開、官邸と真っ向から対立する構図となっている。
一方、整理回収機構(RCC)の不良債権買い取り機能強化のため自民党の山崎拓幹事長らが求めている実質簿価による買い取り案に対しても「検討している事実はない。基本は今のままでよい」と述べ、あくまで「時価」による買い取りを基本とする考えをあらためて強調した。