現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
24日午前の東京市場では株、債券、円がそろって売られるトリプル安となった。政府の経済対策の遅れや前日の米国株安などが嫌気され、株式相場では日経平均株価が一時9200円を割り込み、取引時間中では13日以来の安値となった。円相場も一時、1ドル=124円台まで円安・ドル高が進み、債券相場も続落し、先物中心限月で7月31日以来の139円割れとなった。
株式相場は企業収益や景気に対する先行き懸念が強まり、ハイテク株や銀行株を中心に下げる銘柄が目立った。下げ幅は一時300円に迫った。日経平均の午前終値は前週末終値比289円81銭(3.06%)安の9191円27銭。東京証券取引所第一部の売買代金は概算で2700億円。債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の242回10月債の利回りが一時、先週末終値に比べ0.030%高い1.335%まで上昇(価格は下落)している。日銀による銀行保有株の買い取り政策や、20日の10年物国債入札で未達が発生したことが警戒されているうえ、円相場の下落も買い手控え要因になった。 (11:25)