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(回答先: 日銀の銀行保有株買い取り計画の影響を疑問視=米CEA委員長[ワシントン23日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 24 日 12:08:44)
<UFJ銀行・市場営業部・為替営業班 次長 橋本幸彦氏>
為替市場では、米国のファンダメンタルズ云々よりも日本のデフレ対策がテーマになっている。
日銀が施策を発表したのに対して、金融庁や財務省が乗ってくるという感じがせず、財務省の黒田財務官の13日の発言にも見られたように、当局間の姿勢がかみ合わなければ財務省ができることは為替・円の資産を安くしてしまう、という方向につながるのではないかとも受け止められやすい。
週末のG7では為替については現状容認ということになりそうだが、市場のテーマがドル安から円安に変わったことを問題視していないということで、“円安の動きにお墨付きをもらった“という感じになってしまうのではないか。
ユーロ/円が長いトレンドをブレイクしてきていることもあり、ドル/円も天井を見たという感じがしない。125円を上抜けると心理的にも130円が意識されてくるだろうが、それは10月以降のテーマ。円が独歩安になっているときに、当局が何を言ってくるかも注視だが、週末のG7も踏まえて円安に関するコンセンサスがどう形成されるのか注目したい。