現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
道路関係4公団民営化推進委員会の猪瀬直樹委員(作家)は20日の審議に、4公団の「ファミリー企業」問題について、「公団などからの受注額は少なくとも年間1兆円以上」との独自の調査結果を提出した。民営化委はこれを受け、10月初めにも実態調査に着手することを決めた。
猪瀬氏は「道路公団の天下り先は実際には700社以上ある」と指摘した上で、(1)ファミリー企業間でも複雑な受発注関係がある(2)受注額は天下りの受け入れ数に比例して増える(3)天下った公団OBはファミリー企業を何社も渡り歩いて高額な給与と退職金を得ている――などと問題点を指摘した。
政府の00年度行政コスト計算書によると、日本道路公団の子会社・関連会社は82社。だが、あくまでも推定で、実態は分かっていない。【中田卓二】
[毎日新聞9月20日]