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(回答先: バブル末期の90年と比べると、この10年で平均給与が10%ほど上昇している 投稿者 たにん 日時 2002 年 9 月 18 日 06:16:40)
>#90年代(不況期)は高度成長期(50ー>60)以上の労働分配率の上昇があっ
>た(50ー>70)。しかし、景気は回復しなかった。
「レス6:労働分配率について」を参照してください。
給与をほとんど上げないすなわち給与絶対額はほとんど変わらないのに、労働分配率が上昇していることが問題なのです。
これは、デフレ気味不況で、売上&利益が減少していったことの反映です。
給与水準を上げたために労働分配率が上昇したのではなく、不況で売上&利益が減少したことで労働分配率が上昇したのです。
日本型雇用慣行が「デフレ不況」の悪化を下支えしたことも事実で、そのタガがゆるんだ98年以降、デフレ・スパイラルに落ち込んだのです。