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(回答先: こぶしをふりあげたのはいいものの 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 17 日 10:54:29)
でもこれでフセイン氏の政治生命は遠からずお仕舞いですね。
アメリカ軍は査察を口実にイラク周辺部に兵力展開を続けることになる。
そしてアメリカ軍・イギリス軍に護衛された“査察団”(その実態はCIAの工作部隊)が、イラク領内を自由に歩き回り、軍事施設に侵入し、イラク政府の官僚やイラク軍幹部と接触する。
そこでは当然のように、イラク軍反体制派将校とのクーデターの打ち合わせが“査察の名目”行われ、反体制派でない将校に対しても、買収や個人的な弱みを突いた脅迫でクーデターに協力させるような工作が行われる。
フセイン大統領が全面査察を認めたということは、米英にこのようなクーデター工作をすることを認めたということなのだ。
フセイン大統領の真意はどこにあるのだろうか?
開戦までの準備時間を稼ぐためのものだろうか?
あるいはCIAとの間で、とりあえず命と最低限の財産を保障した上での第三国への出国(つまり無血クーデターのことだが)の約束がついたからだろうか?
いずれにせよ、今回の査察受け入れでフセイン大統領には失脚以外の道は閉ざされた。