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(回答先: 金正日の独裁から人民を救うために黄は亡命決断した 愛する家族をあえて犠牲にして 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 9 月 15 日 02:34:38)
ファン氏の「金正日への宣戦布告」は立ち読みでざっと読んだが、民族のために韓国に亡命するという判断は愚かである。
民族や歴史を考え、韓国を主体とした民族統一を願うのであれば、北朝鮮に踏みとどまり、できるだけ高い序列を維持する道を採るべきである。
ファン氏が語れれば生々しいことは間違いないが、書かれている内容はおおよそ韓国や日本では既に流布されているものである。(それを知らなかったのかな??)
韓国を主体とした南北統一という選択は間違いではないが、イデオロギーを重視する北朝鮮とは違って、経済発展を重視する韓国政府が、完全な南北一体化を望むわけでも、ましてや軍事力を含む政治的対決で統一を実現することもないということを理解していなければならない。
疎まれる存在になりつつあったとはいえ、国家統治者序列としてベストテンに入っていたファン氏の立場であれば、内部に踏みとどまり、微力ながらも進路を変えていくという策を採るべきである。そして、その“反逆”行動がキム総書記の逆鱗に触れたら、死刑なりいさぎよく処罰を受ければよいのである。
ファン氏の思惑がうまく進めば、いつかはやってくる暫定的統一での北側の受け入れ体制がスムーズにでき、将来的な一体化も早く実現できるはずである。
(価値観が大きく違うのだから、北側に“理解者”がいるかどうかで物事の進みやすさが変わってくる)
ファン氏は見た感じまじめな人だと思われるが、あのような判断をしたということは、政治的判断力に欠けると思われ、徐々に疎まれる存在になったこともなんとなくわかる。
支配者の論文代筆がふさわしい学者タイプの人であろう。
政治的活動が実質的に制限されている現在のファン氏が、韓国亡命を決意した判断を今はどう評価しているのか語って欲しい。
(ファン氏が自身の命を惜しんで勧告に亡命する道を選んだとは思っていない)