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(回答先: 株価低迷と邦銀への集中リスクにより、生保5社を格下げ(9日・スタンダード&プアーズ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 09 日 17:47:12)
米国の大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは9日、生保5社の長期格付けを引き下げたと発表した。国内株式市況の低迷で自己資本が悪化している点に加えて、銀行と生保の間で株式や劣後ローン、出資金など資本の持ち合いが進んでおり、特定の銀行との相互依存関係が高まっていると判断した。
朝日生命はBマイナスからCCCへと2段階の格下げ。三井生命はBBマイナスからBプラスへと1段階の格下げとなった。2社の格付けはすでに「強みを上回る不安定要因を有する可能性があるとみなされる」BB以下になっている。このほか、住友生命、明治生命、安田生命がいずれも1段階の格下げとなった。
今回の格下げに対して朝日生命は「当社の企業努力・成果が全く反映されておらず、はなはだ遺憾であり、納得できません」、三井生命も「経営努力の評価が得られておらず、誠に遺憾である」などとするコメントを出した。 (19:04)