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(回答先: IMF専務理事:不良債権処理やリストラの進展を―柳沢金融相と会談(東京9月9日ブルームバーグ)【続報】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 09 日 16:19:21)
IMFのケーラー専務理事は、柳沢金融担当相と会談し、ペイオフ実施について、実施するか否かは該当国の当局が決めることとの認識を示した。会談後、同席していた金融庁幹部が明らかにした。
会談で、ケーラー専務理事は、ペイオフの実施について質問し、柳沢金融相は、決済性預金の保護の必要性について説明し、理解を求めた。ケーラー専務理事は、ペイオフ実施について「該当国の当局や大臣が決めること」と述べたという。ペイオフ実施よりも「不良債権処理などで金融機関の健全性を高めることの方が必要」との認識も示したという。
会談は約15分。ケーラー専務理事は冒頭、欧州系金融機関からも聞いているが、金融庁の監督、モニタリング機能は進歩した、と述べた。さらに、柳沢金融相に対して、日本の銀行セクターの状況について、説明を受けたという。
柳沢金融相は、特別検査の実施と要管理債権の基準厳格化により不良債権処理損と残高は急増したが、2002年度には「不良債権は業務純益の範囲内で収まる」と説明したという。ケーラー専務理事はさらに、株価下落が銀行収益に与えるインパクトを懸念、「株価は企業のリストラが進めば、回復する。着実なリストラが重要」と述べたという。