現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: この政策がデフレ傾向を助長したのは事実です 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 9 月 06 日 07:52:07)
レスありがとうございます。
>>「橋本政権を失脚させたのは日本国民の誤り」としても、それが民主制であり、再
>>生のための死も訪れないという見通しの一つの根拠でもあります。
>上記は今一つ文意を掴みかねます。民意に関わりなく、死(破綻)は必然的に訪れるも
>のと考えます。その被害を如何に小さくおさえるかが私の問題意識です。勿論、非常
>的政策手段も必要ないし、死も再生も必要ないと理論的に説得可能であれば、これが
>一番良いわけですが。
貴殿が望まれている「再生のための死」が訪れないという意味です。
死(破綻)は必然的に訪れますが、それは、貴殿や微妙に異なるとは思われるが自分自身がイメージしている再生のきっかけにはならない死だと思われます。
“貧すれば鈍する”精神情況で、理性的判断に基づく合論理的な政策が採られるとはとうてい予測することができません。
内実はどうであれ建前は「構造改革」の政策実施で迎えた死(破綻)の淵で、「構造改革」的再生策が選び取られることはなく、せいぜいが昔の名前のケインズ主義が甦ることになるでしょう。(そのような情況では、新しい経済価値観や経済論理が受け入れられるのは困難です)
その結果は、ソ連崩壊後のロシアや繰り返されてきた中南米諸国のようなハイパーインフレです。
小渕イズムは、1997年政策を継続した上での財政出動を志向したものですから、「構造改革」+「ケインズ主義」という支離滅裂の政策です。
必然的に訪れる死(破綻)の状況では、類似的な劣悪政策が採られると予測しています。
“余剰通貨”はそのまま放置されて、誰がファイナンスするかはことさら書きませんが、財政支出のみが肥大化することになるはずです。
そう思っているからこそ、受け入れられることはないとの諦観を持ちつつ持論を書き続けています。