現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: <4日終値>バブル後最安値、一時8000円台に〔株ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 04 日 16:13:46)
3日から4日にかけて日米欧の主要株式市場で同時株安が進み、米ニューヨーク株式市場は今年2番目の下げ幅を記録。これを受けた4日の東京株式市場は、取引開始直後から幅広い銘柄が売られ、前日に記録したバブル後の最安値を更新、市場全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は84年12月以来となる900割れとなった。午後になっても下落は続き、日経平均株価は一時、83年8月以来の9000円割れとなった。株価の急落は多くの株式を抱える銀行の屋台骨を揺るがしかねず、関係者の間には「世界同時株安を引き金とする金融システム不安の拡大につながる恐れもある」と懸念する声も広がっている。
この日の東京市場は、朝方886.34まで下がったTOPIXが、午前の終値で前日比15.71ポイント低い888.53。日経平均株価は7営業日続落で、9000円割れに迫った後は、もみ合う展開となり、同117円65銭安の9099円39銭で午前の取引を終えていた。出来高は4億2千万株。午後の取引でも下落が続き、日経平均株価の終値は、前日比141円95銭安の9075円09銭だった。出来高は概算で8億4200万株。TOPIXは17.85ポイント下落の886.39で終えた。
買い材料の乏しい中、前日の欧米やアジアの株式相場の下落を受け、これまで東京市場を下支えしてきた電機など輸出関連銘柄を含め、ほぼ売り一色で取引が始まった。これに時価総額の大きい銀行株が、保有する株式の含み損拡大への懸念から大きく値を下げ、下げ足に拍車をかけた。
買い手不在の中で、これまでの相場を買い支えてきた外国人投資家も「ペイオフ全面解禁の見送りなどをきっかけに、政府の改革路線が後退しているという失望感が高まり、日本市場離れが進んでいる」(大手証券)という。4日も朝方は外国人投資家が株式を売り越した。
さらに「政府が財政出動を伴う景気対策に消極的とみられることも、売り圧力となっている」(同)との声も市場に広がっている。
日経平均株価は、83年8月12日の8920円82銭以来、9000円以上を保ってきた。
(15:19)