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(回答先: Re: 米国デリバティブの正確な状況を把握している人間は、いません。 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 02 日 12:41:32)
重要なのは米国の三大銀行の支払能力が問題にされたことだ。米国連銀と財務省がシティーバンク株、バンカメリカ株、JPモルガンチェース株のパニック売りを食い止めるための緊急会議を開いたといううわさがあった。おまけにアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイの金融システムが、南アメリカ全体の経済及び金融システムを壊滅に追いやろうとしている。このことが交互に、大きなマネーセンターバンクにさらなるプレッシャーをかけた。
米国の3つの主要銀行は、金価格1オンス330ドル超えが、壊滅的損失のトリガーとなる巨大なデリバティブポジションに晒されている。信じられないことに、これらの銀行は数年の金生産量を必要とする複合的なショートポジションをとっている。しかしこれらは銀行であって、金生産会社ではない。そこでこのショートポジションを解消する為に、彼らは公開市場で金を買わなければならないか、世界の中央銀行からゴールドローンを追加するか、あるいはコントロール不能なショートポジションを積み増すことになる。要するに、支配的な米国ブリオンバンクはショートポジションの罠にかかっており、苦境から抜け出す道は無いものと見受けられる。
金価格を押さえるためにこれらブリオンバンクによって米国の連邦準備ゴールドが大量に流動化していると、マーケットのうわさである。売りの大部分は、7月の最終日に集中している。そのことによって、銀行に安い金価格が、つまりよりはるかに好ましい時価評価が供される。新しく通過した法律では全ての米国の企業CEOは8月14日財務諸表の正確性を確証しなければならない。その不履行は禁固20年の実刑が科せられるかもしれないことになる。疑いなく、7月のゴールドへの襲撃は、これらの金融の中心的な銀行の財務諸表を良く見せようと意図したものであり、各社CEOのそれぞれの信用レーティングを維持するためである。
ゴールドの価格操作者達は、ゴールドマーケットで不正価格操作に躍起になってきた。これは最も異様な出来事である。企業会計スキャンダルがニュースや話題になればなるほど、その分、株式市場が暴落する。株式市場崩壊の恐れがゴールドの需要を増す。結果として金価格は上昇し、そのことは価格操作をしているものにとって価格を押さえるのに一生懸命にならざるを得ない。
http://www.jipangu.co.jp/AbuRep/Abu8Jp.htm