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(回答先: ダイエーが200円割れ、下期営業方針も先行き不透明感強まる(東京8月30日ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 30 日 15:11:17)
夏物商戦が惨敗に終わり、がけっ縁に追い込まれたダイエーだが、球団、ドーム球場、ホテルの3点セット「福岡事業」に関して、創業者一族の中内正氏が球団株を除く関連2社株の全株式を放出し、ダイエー側に30日付で譲渡することで合意した。今後、ダイエー側は3点セットの売却に向けた動きを加速する方針で、球団身売りもいよいよ現実味を帯びてきた。
高木邦夫社長が営業統括の責任者になって経営再建の陣頭指揮に立っているダイエーにとって、中内一族の影響が残った福岡事業は売りたくても売れず、1400億円の有利子負債を抱える“お荷物”となっている。
今回、中内氏が関連2社の株売却を受け入れたことで、ダイエー側は地元経済界の出資を仰ぎ、福岡事業への出資比率を40%以下に抑えて連結対象から外す方針。中内氏は当面、球団オーナーは続けるが、その外堀は埋まり、球団身売りも現実的な視野に入る。
ダイエーは29日に打ち出した再建策で、かつての稼ぎ頭だった家電部門を大型家電量販店のヤマダ電機に移管する交渉を本格化するなど、根本的な改革をせざるを得ない状況となっている。