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(回答先: 米CEA委員長:金融仲介機能が不全―経済の足かせと厳しく指摘(東京9月13日ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 13 日 22:46:44)
ハバート委員長は、「デフレ不況」を解消する方策と称して、「デフレ不況」を悪化させる方策を説きまくっている。
本人がそう信じているのなら、米国政府高官なのだから、助言として拝聴するしかないだろう。
日本に対する助言と同じ政策を、もうまもなく顕在化すると予測する米国の「デフレ不況」で実証してみせることですな。
(泥沼の「デフレ不況」に陥るだろう。それで、彼が信じて発言していたことが実証される)
>同委員長は「不良債権があるために、将来有望な企業に資金の配分がうまくいってい
>ないのではないか」と述べ、銀行の金融仲介機能が不全に陥っている、と厳しく指摘
>した。
不良債権がありながらも、金利1%の国債を大量に買い込んでいる銀行が、将来有望な企業に資金の配分ができないわけはないだろう。
「デフレ不況」のなかで、どこが将来有望な企業かも見極められなくなっているのですよ。
>これに対し、金融相は「確かに、日本の金融システムは銀行貸出を中心とする間接金
>融。ただ、バブル崩壊後は調整過程にあり、今は直接金融にウエイトを移していると
>ころだ」と応じ、資本市場を重視した金融システムの構築を急ぐ考えを示した。
>金融相は、市中に資金が回っていないとの指摘には「優良な大企業が有利子負債の返
>済を急いでいるのは事実。しかし、日本の金融機関も、自身の経営に直接関わる問題
>なのだから、中小企業を含めた優良企業への融資には力を入れている」と強調した。
誰が予想問答集を書いたのかわからないが、柳沢金融相は、なかなかいい受け答えをしている。
>委員長は、整理回収機構(RCC)の役割についても言及。「不良債権が銀行からR
>CCに移ると、RCCに不良債権が滞ってしまい、市場への売却が進まないのではな
>いか」と述べ、不良債権の迅速な市中売却が進んでいないとの認識を示した。
RCCが高値で買っているから、市中売却を急ぐと二次損失を被る。
銀行の負担は軽くなっているのだから、RCCに不良債権が滞っていても、金融問題とは無関係である。
なんでそんなに、市中売却を急がせるの?
>金融相は、政府の不良債権処理促進策を説明したうえで、「誤解がある。RCCに
>移った不良債権を、市場メカニズムを通して早期に処理することは可能」と反論。ま
>た、「不良債権はRCCばかりにいくのではない。銀行が、直接、不良債権を市場売
>却するやり方もある」と説明した。
ちょっと物足りない応答だが、ハバード委員長の要求をいなしているのだから、いいだろう。