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(回答先: 【小泉首相・CFRで講演】失業増えても不良債権処理、首相が米講演で考え示す〔読売新聞〕【小泉首相・CFRで講演】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 11 日 16:56:25)
小泉純一郎首相は、日本には潜在的な成長力が十分にあると述べるとともに、構造改革なくしては経済再生は難しい、と強調した。
当地での外交評議会での演説の事前原稿で述べたもの。
首相はこのなかで、「日本には、潜在的な成長力は十分にある」と語り、この10年間の公共事業を中心とした景気対策の結果、国債を30兆円も発行するに至ったと説明し、「放漫」とされるならともかく、「緊縮」との批判は正当ではないと指摘した。
首相はそのうえで、「やるべき構造改革を行わなければ、経済の再生は難しいと考えている」と述べ、経済活性化戦略をはじめ不良債権処理などの金融システム改革、税制改革および歳出改革を推進している、と説明した。
さらに、「改革なくして成長なし」との決意の下、「民間需要主導の持続的経済成長を実現していきたい」と表明した。
日本経済の現状について、首相は、「最近の日本経済は依然厳しい状況にあるが、一部に持ち直しの動きも見られる」と述べた。さらに、「着実に改革の成果が現れてきている」と指摘し、「日本経済が元気になること、それこそが日本がなすべき最大の国際貢献だ」と語った。
米経済については、投資家による企業の財務面での信頼性への疑問を挙げ、株式市場の不安心理に言及したが、米政府と企業が信頼回復のための方策を打ち出している、と評価した。そのうえで、日米両国は世界の主要な経済国家であり特別な責任があるとし、「日米両国の経済がしっかりしていることが肝要だ」と語った。