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(回答先: Re: 公共投資の必要性を認めていないわけではありませんが... 投稿者 jir です、はじめまして、いつもお世話になっております 日時 2002 年 8 月 08 日 21:17:44)
「じ」さん、こんばんわ。
>今の政策が一番よいとそうあっしら様は思われますか?
>思われないとすれば、どのような提言が可能ですか?
次の二つを参照していただければ幸いです。
『“微温的政策”は「デフレ不況」克服の出発点だと考えています』
( http://www.asyura.com/2002/hasan12/msg/307.html )
『ささやかながら少しはましな経済状況を』
( http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/119.html )
※ 長いもので恐縮ですが、次のものも参考にしてもらえれば幸いです
1)『【世界経済を認識する基礎】 “あっしら”的経済概念の説明:基礎 〈その1〉』から〈その7〉までの前半部分。
( http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/903.html )
2)『【世界経済を認識する基礎】 “あっしら”的経済概念の説明:「近代経済システム」における金利と物価の変動 〈その8〉 前半部』から〈その14〉までの後半部分。
( http://www.asyura.com/2002/dispute2/msg/108.html )
>インフレはひとは殺さず、通貨発行システム(現在どんぶり勘定に近いインフレデフ
>レ対策)はGDP対比3%の増刷を守ることで、極端なインフレは抑えられます。財
>務、日銀の現状認識だと思うのです。これが衆愚世論の脅迫がなければどのような転
>回が起こりえると思われますか?
一般勤労者や純粋産業資本にとって、インフレがデフレほど悪いものではないことには同意します。
経済成長率予測に対応した通貨発行量の増加というマネタリズムの考え方も理解できます。「じ」さんの責任は全くありませんが、それがうまくいっていないのが実状です。
>何もしないにひとしい、ただ節約のみの政策は、公共投資のGDP対比激減政策であ
>り(衆愚世論「米国を含む貧乏ユーロ経済駄策」に近い、スペイン、ポルトガルの英
>国の衰退、米国が今そのあとに、無策リセッションとして、ITバブル崩壊を起こして
>いますが、日本は、それを先生として見習うべきでしょうか?
>別にぶっ壊れユーロや破壊米国の手本を善しとしてした歴史はすくないと思いま
>す。
見習う必要は全くありません。
>日銀、政府、財務の経済予測は、台風自体が自分を予測警報する
>ようなもので、自然災害でない人災不景気はちょう本人正確な
>政策を打ち出すべきだと思います。
これについては全面的に同意します。
マスコミの愚かな言動や国会議員が選挙区や日本の経済的苦境にまともに対応していない現実は認めますが、論理を掴みきれない点があるので、下記にYES・NO答えていただければ幸いです。
● 不況対策は、公共投資を重点として財政支出拡大で行うべき
● その理由は360万人の失業者や経済苦の自殺者やホームレスの増加を出来るだけ解消するためである
● 東アジアで戦争が近々起きる危惧を持っている
● その戦争を仕掛ける主体は日本である
● サラ金に貸し出しされていることは認めますが、なおかつ、日本の銀行には死蔵されている通貨が大量にある
● 失業やその他の理由で経済苦に陥っている人たちには公共事業の支出拡大しか方法がない
● 収入をもたらさないものや売却もできないものも資産である
● 現在の日本は、どかどか公共投資を行う田中角栄的経済政策が必要である
● 日銀が経済成長率をベースにしたある基準を超えた通貨を発行するのは国家が行う“富”のただ取りである
● 効用を維持するために平均36年で償却しなければならない一方で収入や税収増加が見込めなくても、公共投資は拡大すべきである。
● 韓国九州アクアライン道路の次はサハリン北海道アクアライン道路など、大規模公共投資を間断なく継続すべきである
● 交通渋滞の解消は道路を造り続けることで解消すべきである。