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(回答先: 米国株サマリー・景気2番底に懸念じわり、底堅さに違和感もクイックより 投稿者 Ddog 日時 2002 年 8 月 01 日 08:58:18)
8/01 8/02 8/05
トレンドライン 120.63 120.48 120.33
雲の下限 122.16 121.88 121.76
ドル・円相場はやや膠着気味になってきた。今週火曜日より相場は 119円台前半から 120円台半ばにかけてのレンジで上下動を繰り返し、には三角保合いのフォーメーションが現われた。
今朝の東京市場は 120円台にのせる場面があったものの、ドルは伸びきれずに小反落。午前 11:40現在、119.70近辺での取引。若干、売りに押されているとはいえ、直近ボックスレンジ内に止まったままで方向感が打ち出せていない。東京市場ではトレンドをつくるのは難しそうだ。ただ、三角形は時間の経過と共に狭まるので今日のNY市場、或いは明日中には直近レンジから抜け出る可能性が大きくなろう。最終的には上に抜けると予想したい。この場合、トレンドラインや遅行スパンにも注目。120.65を越えてくるようだと上昇に弾みがつきそうだ。このとき、短期的には一目均衡表の雲の下限が上値のターゲットになる。一方、予想を外してドルが売られた場合、119.00/25ゾーンが破られるかどうかが焦点。ドルが 119.00を下抜けばストップロス売りを誘い、118円台前半へ下落しかねない。
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2002/08/01(木) 08:45 JST
ドル・円相場は 120円を挟んで上下動。東京市場ドル・円相場は朝方に 120.30近辺のストップロスを巻き込んで一時、120.42をつける場面があった。同水準では値頃感から本邦顧客筋のドル売りが優勢。じりじりと下げ幅を拡大して 119.38まで売られた。しかし、同水準での買いオーダーに下落を止められたあと、欧州市場ではドル買いが勝って 120.30付近まで値を戻した。NY市場オープン後に発表された米第2四半期GDP速報値は年率 +1.1%。市場予想(+2%前後)を大幅に下回ったため市場は一転、ドル売りに。シカゴ購買部協会景況指数も事前予想より低く、ドル・円相場は 119円台半ばまで売り込まれた。その後は下落していた米株式市場が回復したことからドル買いが盛り返した。NY市場引けは 119.90/95水準。
ユーロは下落基調、0.97台後半へ。0.9850近辺に売りオーダーが並んでいた模様で、ユーロは頭が重いまま東京市場から欧州市場にかけてズルズルと売られた。昨日発表されたドイツの6月小売売上高が悪く、さらにフランスの失業率も悪化。加えて、ウルグアイの金融危機がブラジルに波及するリスクが懸念され、ユーロ圏諸国はブラジル向け債権を抱えていることからユーロ売りの連想が働いた。欧州市場に入ってユーロは 0.9755近辺まで下落。NY市場が開いたあとは米第2四半期GDP速報値とシカゴ購買部協会景況指数が市場予想を裏切ったためユーロを買い戻す流れとなり、0.9835まで回復した。しかし、ここから伸び悩んだユーロは再び 0.98を割り込んで 0.9765付近まで下落。結局、NY市場を 0.9775付近で引けている。