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(回答先: 小泉改革「頓挫」、ペイオフ解禁も見送り〜姑息な手段で金融不安逆に加速〔株ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 31 日 16:04:05)
「きちんと予定通りやるべきだ。中途半端な妥協案は良くない」−。青森銀行の井畑明男頭取は31日の記者会見で、政府が打ち出したペイオフ(預金の払戻保証額を元本1千万円とその利子までとする措置)全面解禁の一部見直し方針に、“異議”を唱えた。
政府の突然の方針転換については、来年4月に予定通り全面解禁されると預金流出が懸念されるだけに、信用組合など地域金融機関を中心に歓迎の声が大きい。青森県のリーディングバンクである同行にとっても、地域の金融システム不安防止につながる点では、必ずしも歓迎できない話ではない。
しかし井畑頭取は「(ペイオフ解禁は)先進国の経済社会で必要だとかねがね思っていた」と強調。返す刀で「自由主義市場経済の金融機関として、当然受け入れなければならない」と、金融業界の一部業態で台頭した延期論を切り捨てていた。