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(回答先: 良い公共投資・悪い公共投資(割り込み失礼) 投稿者 楽観派 日時 2002 年 8 月 25 日 07:10:03)
楽観派さん、こんにちわ。
食糧やエネルギーの問題を市場論理の枠外で国家が政策的に追求していくというお考えに賛同します。
「完全雇用主義」と「微温主義」については、どういう価値観に基づいたものなのかを簡単に説明しておきます。
● 「完全雇用主義」
共同体や国家は、働くべき年齢でかつ働ける者は働ける条件をつくるのみならず働かせるようにもしなければならないという考えです。
(学問研究やその他共同体的に有用だと認められるものも働くことに含みます)
● 「微温主義」
避けがたい状況に陥れば別とすれば、共同体や国家は、価値観や制度を変更するにあたり、無用の分裂や戦いをする必要はないという考えです。
将来の壮大なイメージを持ちつつも、現実に対しては、継承的段階的に変更を行っていかなければならないというものです。