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(回答先: 貴殿に期待するのが愚民の誤り? 投稿者 baka 日時 2002 年 8 月 25 日 15:57:19)
この種の議論が不毛なのは、お互いの主張の根本に目をやらず言い合うため終わりが無い事です。
そこを整理して終わりにしたいと思います。無論、貴殿は終わらせずお続けになっても結構ですが。
民意なり国民、庶民と言っても良いですが、そういう一個の実体が存在すると考えるのは幻想です。
貴殿のご意見も国民の一人のご意見には違いありませんが、それが民意を代表するものでもありません。
例えば今回のケースを引き合いに出せば、「国民が猪瀬氏と私の論争を理解できないと考えるのは傲慢で
論点をきちんと提示すれば国民は理解する」と貴殿はお考えのようですが、その根拠はなんでしょう?
猪瀬氏との堂々たるディベートを国民に提示し、それを行った本人は清々するかも知れませんが、
逆効果にしかならなかった時の責任は誰がどう取りますか?論理や筋論だけで物事は進みません。
今回の貴殿との論争の構図を整理してみます。まず、公務員試験は単なる詰め込み知識の多寡を競う
”お受験”ではないことを私が示しました。それに対して貴殿が「それほど優秀ならなぜ、評論家一匹も論駁
できないのか、矛盾ではないか」と反論されました。これを受けて私は「論駁したとしてもそう受取られない
可能性が高い。国民各層が同じ知的水準にはない。時機をわきまえた対応が必要」と応えました。
上記の骨子でこの論争は終わりです。それ以外は本質から外れた感情的な付けたしに過ぎません。