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(回答先: Re: 今週の日本株 為替展望 クイックより 投稿者 Ddog 日時 2002 年 7 月 22 日 09:22:38)
07月22日(月曜日)http://www.yen-dokki.com/
▼米NY株式/9.11テロ時と同様、パニックが起きたとしか思えない
<ヨーロッパ発>Tanaka Currency Risk Management (CRM)社長の田中雅(ただし)さんは、同社のテクニヘッジ・システムがストップを明示するなど、予測が外れてもめったにショックを受けないような仕組みになっており、長年シグナルの当たり外れでショックを受けたことはない、むしろそのような混乱に乗じて激しく変動する相場から収益を上げるのがトレーダーとしての仕事であるとさえ思っているとした上で、こう語る。「しかしながら、先週の急落には、実を言ってまったくびっくりした」。そして、株式相場は「ちょっとまずいことになってしまったと思い始めている」と言う。
<今回も同じく標準偏差下限バンドから約1000ドル飛び出し> 同時多発テロの時に受けたショックを思い出していただきたい。当時、市場は標準偏差下限値から1000ドルの下落でこれに反応した。「統計的にめったに起きることではない」と言う。今回も同じく標準偏差下限バンドから約1000ドル飛び出している。「パニックが起きたとしか思えないが、このパニックがテロのときと同じく良い意味の裏目(その後の上昇)に出れば良いのであるが」
▼今週のポイント/国内株式がどれだけ下値を限定できるかに注目
UFJつばさ証券・エクイティ調査部シニアストラテジストの近藤敬子さんは、先週末に米国株が急落したことを受け、週明けの相場展開に関して下値不安が目立っているとして、こう続ける。「このような相場環境では、なかなか上値が期待しづらいというのは 当然だろう。しかし不安定な相場に対する懸念を持つだけでなく、この悪環境に おいて国内株式が、他市場に比べてどこまで持ちこたえられるかに注目したい」
<米企業決算は、全体ではポジティブ・サプライズが圧倒的> 米国株市場では会計疑惑問題が市場マインドを悪化させ始めてからしばらくになるが、相次ぐ新たな疑惑発覚に市場心理の改善はまだ時間がかかるだろう。グリーンスパン議長が先週の議会証言においてもこの問題に関し、今後数週間で表面化するであろうとしたことも、市場心理に影響をあよぼすと思われる。しかし一方で決算発表全体を見ると、先週も指摘したが、「圧倒的にポジティブ・サプライズが多い」。一部主力銘柄に関する悪材料が指摘されがちだ。しかし、「全体としてはハイテク中心にポジティブ・サプライズが多いことを考えると、こうした発表が一巡すれば、自律反発の可能性は考えられる」と言う。目先不安定な値動きが続く可能性が高く、次の反発局面が継続可能なブルトレンドへの戻りとなる可能性も低いと思われるが、「それでもこの水準からさらに悲観的になりすぎない方がよいかもしれない」と言う。
<日本株はグローバル比較ではアウトパフォーム傾向> これに対して、日本株は最近の局面でもグローバル比較ではアウトパフォーム傾向にある。「目先悪材料が続く局面において、どれだけ下値を限定させられるかに注目したい」 。このまま他の市場をアウトパフォームし続けることができれば、「こうしたトレンドが特に相場への影響力の大きい外国人投資家の資金フローに影響しやすくなるため、次に米国株が反発する局面においても、アウトパフォーム傾向を維持できる可能性が高くなると思われる」と見ている。
▼テクニカル分析/今週のマ−ケット相場予想ヘッドライン(7/22)
<ヨーロッパ発>Tanaka Currency Risk Management (CRM)社長の田中雅(ただし)さんの分析・・・。
TOPIX(東証平均株価)=短期弱気再転換するだろう
米ニューヨーク・ダウ30=中期買いシグナル切り下げられた
米S&P500=買いシグナル切り下げられた
米ナスダック100=長期大底の可能性も高い
ハンセン指数=軽微の長期弱気
USドル/円相場=114円が長期サポート
ユ−ロ/円相場=じり高横ばい
豪ドル/円相場=長期弱気中
日本国債相場=ジリ高横ばい中
米国債相場=長期強気転換試行中、中期強気中