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久しぶりにこのページを見て、標記の件のカキコがなかったので投稿します。
日経の記事によれば、今春卒業の5人に1人が「無業者」であるとのこと。
5人に1人ということは、20%である。6月の完全失業率は、男性5.5%、女性5.2%である。したがって、平均の3〜4倍であるということだ。これは、若年層の失業は深刻であるということを如実に示している。
また、若者の無業者の増大は「企業の成長を損ない国際競争力をそぐほか、税や社会保障などの基礎を揺るがす恐れをはらむ」とのこと。まさにこの通りで、あと10年後、この状態であれば、社会保障制度は崩壊し、税収も激減するであろう。
日経では、「広がる寄生」「パラサイト化」と書いてあるが、本当にそうだろうか? もし本当であれば、彼もしくは彼女は、働く気がないのだから働かない。つまり「企業の成長を損ない国際競争力をそぐほか、税や社会保障などの基礎を揺るがす恐れをはらむ」に対する手だてはないということを同時に意味することになる。こちらの状況のほうがより深刻である。
私は多少「寄生(パラサイト化)」はあるかもしれないが、ほとんど大部分のワカモノは働きたいと思っている。しかし、働き口がないのである。
「寄生(パラサイト)」しているワカモノ(バカモノ?)には、基本的に打つ手はないわけで、どんなにお膳立てをしても働かないと思う。働く気がないのだから。
だから、年長者の方もそのように(ワカモノは働く気があるというふうに)考えてワカモノを温かい目で見守ってもらいたい。将来のあなた方の年金や行政サービスの財源(おカネの源泉)は、彼らワカモノたちの労働力から生まれてくるものだから。
ワカモノはバカモノではないのである(←熱弁)。