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(回答先: 「匿名希望」氏へのレス:ケインズ的延命策の陥穽 《ケインズ主義は「近代経済システム」の“死期”を早めた》 投稿者 あっしら 日時 2002 年 8 月 19 日 16:16:58)
「誤りをより明確に語れば、有効需要を増加させる原資をあるレベル以上の富裕者(中所得者以上)の貯蓄に求めながら、その返済を付加価値税(消費税)というかたちでその日暮らしの人々を含む国民総体に負担させていることです。
これは、国家の政策を通じた貧乏人から金持ちへの通貨の移転に他ならず、ストレートに需要減少効果を生みだしますから、ますます経済的苦境を深めるか、さらなる債務の増加をもたらすことになります。」この視点は、さすが。あっしらサンと思います。
横から口をはさむようで申し訳ないですが、「(もちろん、国民が選択した政治がそういう選択をしたことや管理通貨制におけるインフレ政策と持続的な経済成長がそのような禍根を残すことは少ないと財務当局が考えられたことは承知しています。歳入額に政府債務が近づいている状況で危機感を持っていた時代がなつかしいですね。わずか25年ほど前)」というのは、あっしらサン一流の思いやりある表現ですね。私は、寄生虫官僚が自分達の縄張りを増やすために、こうした安易な政策を選んだのではないかと、疑っています。少なくとも未必の故意ですね。