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他の投稿でユダヤ人陰謀論に関する自分の意見を述べたが、Ddogさんの示唆的な投稿を受けて再度考えて見た。
まずユダヤ人が民族だとする。ユダヤ人にはアシュケナジ(東欧系)、セファラディ(アラブ・北アフリカ系)、ファラシャ(エチオピア系)の3つがある。つまりユダヤ人は人種をこえていることになる。人種をこえる民族というのがありうるのだろうか?
ちなみにアラビア半島は昔アフリカと地続きでありその時にエチオピアに移った人々の子孫のようだ。私も見たことがあるが、普通のアフリカ人とは皮膚の色などがかなり違う独特の人たちである(普通のエチオピア人でありユダヤ(コプト教信者)かどうかは知らない)。
またユダヤ人が民族と考えると、混血が進んでくると少なくとも血の濃さではユダヤ人かどうか計れないだろう。日系ブラジル人の多くが白人的容貌をしているように。ユダヤ系アメリカ人の陰謀と考えるべきなのだろうか?
しかしブッシュのテロ戦争を非難している言語学者ノーム・チョムスキーもユダヤ系だったと思う。ユダヤ系の考えが一枚岩でないのは明らかだ。
ではユダヤ教徒ならどうだろう?これなら父親が例え日系であっても自分の宗教としてユダヤ教を選べばユダヤ教徒になる。そうすると一般に日本でユダヤ人といわれている人たちはユダヤ教徒なのか?
しかしNYTのようなユダヤパワーを代表するメディアを読んでいるとユダヤの血もなければユダヤ教徒でもないがイスラエルを断固支持する人たちがいる。例えばニコラス・クリストフである。
私の結論: 一般に日本でユダヤ人と言われている人たちはユダヤ教原理主義者である。彼らとそのシンパがアメリカのメディア報道を歪めている。なおその境界線はあいまいとしている。