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(回答先: 不正会計の事実はない=一部報道でソニー [東京 17日 ロイター] 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 7 月 17 日 18:41:53)
>同紙によると、この専門家が率いるセンター・フォー・ファイナンシャルリサーチ・
>アンド・アナリシス(CFRA)は、2001年度にソニーの関連会社向け売上高
>が、前年度に比べ倍以上の728億円に増加したのは、同社が過去に蓄積していた分
>を取り崩して計上したことによる可能性がある、とみているという。
ことの真偽は別として、「過去に蓄積していた分」って、売上だろうか、利益だろうか?
売上を計上しないままということは、相手である関連会社には、それに相当する仕入れが発生しないことになる。当然、支払代金も払われない。
商品だけが動いて、売上も計上しない、支払いも行われないという芸当ができるのだろうか?
「過去に蓄積していた分」が利益だとすると、売上でさらに利益が上がる(はず)。
可能性があるのは、ソニーが関連会社への売上で過大な利益を上げて、そのために関連会社の収益が悪化したため、その損失を補填するため、過去の売上で得た利益の一部を戻すかたちで商品を安く売ったというものである。
しかし、関連会社は、この時世から、過剰な在庫を抱えることになる。
安く売っているのなら、金額の増加以上に数量が増える。そうであれば、それを解消するため、決算が終わった直後(2002年度)に、ある数量の反対取引(返品を受ける)を行っただろう。
ソニーが2001年度の決算を良くするために過剰在庫を関連会社に押し込んだというのであればわかるが、該当関連会社が連結対象であれば、連結決算には貢献しない。
2倍以上という売上増加の事実なかったのか、あったとしたら、関連会社の決算対策なのか、ソニー本体の決算対策なのか...?
(2倍以上の売上増加という伝票上の事実があったのなら、この時世から、何かが意図されて行われた可能性があるようにも...)
真偽と実態はどうだったんだろう?
ソニーの広報は、抗議や当惑はともかく、2倍の売上増加があったのかなかったのか、あったとしたら、その要因は何なのかを説明すべきだろう。
(あった場合にまともなのは、関連会社が、ソニー商品の売上を倍増させたか中間財であればそれを使った商品の売上を大きく伸ばしたかしかない)