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9日のNY市場では、ダウが9000ドル割れ寸前まで下げるなど株価が戻らない。また、アルカイダが米国にテロ攻撃を仕掛けるとの報道もあり、米株価、ドルに影響を与えた。中期的に米経常赤字が拡大する基調が変わらないという問題も、市場では意識されている。
こうした点をみると、ドルが上がる要因がみえない。ドルはなかなか上に行けない通貨というイメージになってきた。
ドル/円に関しては、塩川財務相が115円という水準に言及し、その真意がどこにあったかはともかく、市場では、115円までは容認するのか、といった思惑を呼んでしまった。
足元はユーロ/ドルがなかなかパリティにならないため、ドル/円だけが突出して円高になるとはみていないものの、介入警戒感の中でドル/円も下値を探る展開が続きそうだ。
市場では、スピードが速いときに介入が入るのではないか、との思惑も出ている。ただ、118円を再び、割り込んだときは介入が出てくる可能性があるだろう。