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国際通貨基金(IMF)の主任エコノミストであるケネス・ロゴフ研究局長は2日、インターネットの同基金のホームページに、昨年のノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授を痛烈に批判する異例の公開書簡を掲載した。
「親愛なるジョーへ」という書き出しで始まる書簡は、スティグリッツ氏がグローバリゼーションについての新著の中でアジア経済危機へのIMFの対応は失敗だったとしていることに、真っ向から反論している。
スティグリッツ氏はIMFが金融危機に陥った国に財政緊縮や金融引き締めなどを強いたため、多くの人が貧困に追いやられたと分析。これに対しロゴフ氏は「貴兄のアイデアは非常に問題が多い。悪く言えばたわごとだ」とばっさり。スティグリッツ氏本人にも「学者としては傑出した天才だが、政策立案者としてはちょっと印象が薄い」と厳しい評価を下した。