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(回答先: ユーロの死角 投稿者 楽観派 日時 2002 年 7 月 01 日 19:19:40)
楽観派さん、こんにちわ。
ご指摘の通りだと思います。
1ドル=1ユーロの流れは、ユーロが元々想定した相対価値表現への収斂です。
米国経済の虚構の繁栄が、1ドル>1ユーロという相対価値の乖離をもたらしました。
1ドル=1ユーロは、米国経済の虚構の繁栄が剥げ落ちたというだけで、ユーロ圏経済の強さの現れではありません。
ドルとユーロの調整がこの間急ピッチで進み、ポンド他のEU通貨がユーロとの関係で調整されていると考えています。
ユーロと円の関係は、これまでユーロ高で動いてきましたが、これから調整が入ることになると思っています。
近代経済システムで最強の国家は、現在なお日本ですからね。
(それを理解しない自国統治者が、税金をかけてまで必死に弱体化させようとしていますが...)
欧米がともに沈むという自覚をすれば、どこにそのツケを回そうとするかは自明です。
回そうとしなくても、回せるのはアジアとりわけ日本しかありません。
統治者さえまもともであれば、通貨のなかでは日本円を保有しているのがもっとも頼りになるはずなのです。