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(回答先: Re: 【世界経済のゆくえ】米国経済のゆくえ 《現在の「ドル安」傾向の意味》 投稿者 迷える子羊 日時 2002 年 6 月 29 日 00:04:10)
迷える子羊さん、こんにちわ。
>預金封鎖やハイパーインフレを避けるために、買ってきたドルをどうすればいいの?
投資及び投機の問題については触れないようにしていますが、自己防衛的な動きのようなので簡単にレスします。
「ドル安」がいつまでも続くとは思っていません。書いたように「ドル安」と「ドル高」の波動を巧く使いながら、実質資産を膨らませようとするのが経済支配層です。
但し、現在進行中の変動が、新ドルへの以降など通貨システムの変動に結びつく可能性もあるので、再び現在のドルでの「ドル高」が到来するかどうかは微妙です。
海外旅行がお好きなら、海外で使うといいでしょう。
米国やアジア地区であれば、ドル建てでホテル代などが設定されているので、買った時点と同じ価値があります。
でも今ドルを買えばもっと...というようなことは考えずに、ドルを買った時点で海外旅行に行ったと考えてください。
責任は御自身でいう前提になりますが、海外旅行で使い切れないドルをお持ちであれば、海外旅行に行ったついで(マカオや香港)や当座の損は承知で日本円に再転換して、kgバー単位で金を買うのがいいんじゃないかと思います。
1オンス=35ドルは1934年時点の平価ですから、1オンスが400ドル程度になるのはインフレ率を考慮すれば不思議ではありません。(現在は325ドル程度)
ドル・円・ユーロという主要通貨に対する信頼性が低下すれば、インフレ率以上に金が高くなる可能性もあります。
大きな流れとしては、通貨資産から実物資産(資本・土地・金など)へ動いていると考えています。株式(資本)を下落させるのも、欲しい物をできるだけ安く手に入れようという動きです。
世界経済はまだまだ変動します。あまり短期的に損得を考えない方がいいと思います。
投資は生活資金に食い込まないように自己責任でというのが原則です。