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(回答先: 【世界経済のゆくえ】「近代経済システム」における利潤と経済成長の源泉 投稿者 あっしら 日時 2002 年 6 月 22 日 19:20:42)
今日は 何時も貴方の卓見には感心しながら 拝見して居ります。 しかし 以下の部分に付いては 貴方の持論と異質な感じがしましたので 少しお聞きしたいと思います。
>最近の円高傾向で、「円高」を危惧する人もいるが愚かなこ
>とである。
>詳細は近いうちにアップする予定だが、自国通貨が高いとい
>うことは、その国民の労働価値が高く評価されているという
>ことであり、その国民が生産した財を外国人に高く販売でき
>るということであり、外国人が同じ労働で生産した財を安く
>買えるということである。(日本円を基準に説明すれば、平
>均日本人の1年の労働は500万円として評価されるのに、
>ある国の平均人は同じ労働をしても50万円にしか評価され
>ていないということである。労働の内容ではなく、労働時間
>と考えて欲しい)
「円高」を歓迎されている様に取れるのですが?。
良く云われる2:8論で言うなら 8割の庶民には過酷な状況にしか成りませんよね。 此れからも働いて糧を得て行かなければ成らない 大多数の一般庶民には幾ら外国で価値を評価されても 余り意味を持ちません。 それどころか 働く場所さえ失い折角 自国の通貨が高価値を持っても 其れを手に入れられなく成って来ています。 詰まり 日本の様に地球資源に恵まれず 加工貿易にしか生きる道の無い国に取って 諸外国は自国産よりも 1.安い 2.同じ価格なら良い物 3.無い物 でなければ買っては呉れませんから 1.2.に付いては不利です。 3.についても量的には不利に成るでしょう。 企業は生き残りの為に 或いは より多くの利益を求めて 比較安価な外国での生産に移行して行く事に成ります。
既に高額資産を持っている人達 現在 高額所得を得ている人達には 望ましいのでしょうが。
続編が有るとの事でしたが 取り敢えずリーチしておこうと思い書きました。