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(回答先: アルゼンチン中銀総裁辞任 IMFとの交渉に悪影響 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 6 月 22 日 19:34:59)
アルゼンチン中銀総裁辞任へ、IMF交渉に影響か
2002.06.22
Web posted at: 15:51 JST
- CNN/AP
ブエノスアイレス――未曾有(みぞう)の経済危機、政情不安に襲われるアルゼンチンの中央銀行筋は21日、マリオ・ブレヘル総裁が6月30日付で辞任することを明らかにした。退任の理由は不明だが、地元紙は、総裁とラバニャ経済財政相の通貨政策を巡る不和が深まっていると報じていた。
ドゥアルデ大統領への正式の辞任届は出されていないが、後任が見つかるまでピニャネリ副総裁が暫定総裁に就任する見通し。総裁は、アルゼンチンへの資金供与に当たる国際通貨基金(IMF)に長年勤務、IMFとの交渉のパイプ役と期待されており、辞任は今後の融資の行方にも大きな影響を与えるとみられている。
国際金融界では、ブレヘル総裁の辞任は「アルゼンチンの通貨危機を克服するための一貫性ある政策が欠如していることを示した」との見方が強い。今年1月に就任したドゥアルデ大統領の政権では4月に、銀行預金の取り付け騒ぎに対応するための法案審議が国会で行き詰まっているため、責任を取って、レニコフ経済財政相が辞任していた。