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(回答先: Re: 経済学と経済学者に暗鬱な気持ちを抱かせる講演内容 投稿者 あっしら 日時 2002 年 6 月 18 日 14:34:16)
難しい事はわからないです。かなりオフトピになるかもしれないのですみません。
主観的な意見ですが、もうそろそろ金をいくら出しても満たされないというか、本当に欲しいと思う物が見つからないと言う人も増えてきているのでは無いでしょうか。
日本製品は、大量消費を念頭に作られているようなので、買った直後には満たされていても、一年後位には、新製品等が出て不安感というか強迫観念におそわれる。また、買って現物を手に入れてもそれが手元に死ぬ迄残らない。なので、いつまでたっても不安です。
その不安をどこに求めるかと言うと、人間なのですが、肝心なその人間である、親か周りの家族親類友人がその大量消費の歯車にハマりきっているとなると、やはり他人の様に自分も大量消費の歯車にハマりきるしか無い。
やはり人間関係も金がらみだとか。。やがて、金でしか自己主張や自己顕示、人間関係維持をできなくなる。自己主張や自己顕示そのものは悪くは無いとは思うのです。努力をした結果の自己主張や自己顕示は、素晴らしく見えますが(一言では、『昇華』)。。。世の中そんな努力家ばかりだったら、これまた『儲けない』でしょうね。
社会学者の真似をして、そういう金絡みで全てが動いている人たちを『インフレ世代』と勝手ながらに名付けさせて頂きます。今の日本を動かしているのも『インフレ世代。』と考えると、当分転換はむりでしょう。
そういう事で、例えば、女性との出会いを求めるときに『スナック』に行くのは『インフレ世代』として、『パブ』にナンパしに行くのは、『デフレ世代』という事です。(この事を考えると同時に、『スナック』で働く必要のある、社会的に弱い立場に置かされている女性がいるという事実も忘れないで下さい)
恐いのは、日本だけで無く、世界の若者の中でも、『インフレ世代』が起こしている様な問題に気付かないとかどうしてそうなるか分からない人が結構いると言う事です。ただ唯一日本が幸運なのは、これから高度成長を終える身として、少なくとも日本人全員がこういった事をよく考える機会を与えられている事ではないでしょうか。
なので、数字を増やしたり減らしたりするだけではこの問題は解決しないんじゃない?という意見でした。場を濁してすみません。