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(回答先: 個人の金融資産、2年連続減少〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 17 日 13:47:07)
日銀が17日朝発表した資金循環勘定(速報)によると、2001年度末の家計の金融資産残高は前年度比で0.1%減の1417兆1294億円となり、初めて2年連続で減少した。株式相場の下落が響いたほか、金融債など株式以外の証券でも減少幅が拡大した。現預金はペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)解禁の影響で定期性預金は減ったものの、流動性預金にシフトしたことなどで全体では増加した。
内訳を見ると、株式は同13.0%減、株式以外の証券も同12.3%減といずれも2ケタ減。相場下落の影響が大きく資産が目減りした。現金・預金は同2.1%増加。流動性預金は同29.5%増、定期性預金は同4.6%減った。
一方、2001年度の家計の収支は18兆2626億円増えたが、増加額は前年度に比べ6兆6827億円縮小した。雇用環境の悪化を背景に所得が減少したことなどが理由。運用先では現預金が15兆7393億円増加した一方、投資信託が6897億円の減少(前年度は6兆9993億円増加)に転じた。