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(回答先: ムーディーズ国会招致、化けの皮はがす〜米国政府の“別動隊”疑惑を追及〔株ZAKZAK2002/6/11〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 11 日 15:44:15)
12日の衆院財務金融委員会に、米格付け機関、ムーディーズ・インベスターズ・サービスのソブリン担当者らが参考人として出席することになった。複数の関係者によると、ムーディーズからの参考人出席が決定するまでに、与野党、衆院事務局などの関係者が、対応のために右往左往した、という。
ムーディーズに対する同委員会への参考人としての出席要請は、7日に行われた同委員会で決定するはずだった。7日には、12日に行う同委員会の一般質疑にあたり、参考人について決議を行う予定だったためだ。しかし、7日の委員会では参考人についての決議は行われず、「参考人は、委員長一任となった」(衆院関係者)という。
野党関係者は、その理由について、「ムーディーズが出席を拒否したためと聞いている」と話す。その理由は、「日本のソブリン格付けの引き下げを行った担当者が、ニューヨークに駐在していること、日本語が全く話せないことを挙げていたようだ」という。
この時、既に、ムーディーズを参考人として招致した議員は、質問内容を事前に出して欲しいと要請されていた。「この質問を英訳してニューヨークに渡し、その質問内容を吟味してから出席を決めるようだ」(与党関係者)とみられていた。
しかし、週が明けた10日になっても、ムーディーズが出席するか否かは、はっきりしなかった。野党関係者からは、「提出した質問に対して、その回答だけを持ってムーディーズの日本駐在が出席するようだ。このため、委員会での質疑応答はなく、事前の質問に答えるだけになるだろう」との声が聞かれた。
こうした状況に対して、ある与党関係者は、「日本に対する格付けを引き下げたわけだから、彼ら(ムーディーズ)はその根拠を明確に説明する義務がある。財務官の書簡で、その格付けに対する疑問点が指摘されているにもかかわらず、きちんとした説明はなされていない。これは大きな問題だ」と憤りを露にしていた。
結局、ムーディーズが、ニューヨークに駐在しているソブリン担当者を同委員会に参考人として出席させることが明らかになったのは、11日午後になってからだった。
ある与党関係者は、ムーディーズからの参考人出席を聞いて、「国会が、一民間格付け機関が委員会に出席するかどうかで振り回される方が問題だ」と冷めた声も聞かれた。