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米ゴールドマン・サックスは10日、日本国債の格付けはAaa(トリプルAに相当)が妥当とするリポートを発表した。トリプルAより5段階低いA2(シングルAに相当)まで格下げした米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの判断について「合理性を欠く」と批判。日本国債格付けを巡り、米国の大手証券会社と格付け会社が対立する構図だ。
リポートは日本国内のカネ余りを反映する経常黒字が5年後も赤字に転じる可能性は極めて小さいと分析。日本の財政の厳しさはムーディーズの判断を認めながらも、日本の政府債務は高水準の経常黒字で十分に吸収可能と強調した。
財政悪化と債務の償還可能性は全く別問題と指摘。ムーディーズの今回の格下げに対し、財政悪化だけを注目し、本来格付けで重視すべき債務の維持可能性を軽視した「一面的な判断」としている。