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(回答先: GDP、なぜか高成長の怪…統計自体がデタラメとの声も〔株ZAKZAK〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 03 日 16:23:04)
GDPデータは、オリジナルで指摘されているデータの信憑性以外にも、持ち家を借家としてGDPに加算する問題など経済の実態をどこまで反映しているかは疑問を持たなければならないものである。
しかし、データの改竄が行われずに、一応同じルールで集計しているのであれば参考にはできるものである。
ある時期だけを取り上げて「今回の1−3月期はデタラメで信用できない」と言ってしまえば、GDPデータは信用できないというしかなくなる。
1〜3月期という短期に焦点を当てすぎているから、データの信頼性云々が出てくるのである。
12月までに、経済が大きな落ち込みを遂げていれば、循環的(調整的)にデータが上向くこともある。
政府が、暦年のGDPや年度のGDPから目を逸らし、データ的にいいと予測されている1〜3月期のGDPにメディアや国民の意識を集めていることやそれにのっかってしまっているメディアや国民のほうが大問題である。
2001年度のGDPとその四半期別のGDPをじっくり見てから論議すべきテーマである。
また、GDPデレフレータはマイナス1.5%になっているのではかと推測している。
それであれば、実質データは、1.5%嵩上げされて公表されることになる。
デフレ状況下では、実質ではなく、名目ベースでデータを見ていかなければ、見誤ることになる。
※ 参考書き込み
『滑り落ちた鍋が“浅鍋”か深鍋”かという前提データを抜きにした「景気底打ち宣言」』
http://www.asyura.com/2002/hasan10/msg/338.html