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(回答先: トヨタ:01年の世界自動者販売、世界のトップ3入りへ 「asahi.com」 投稿者 ほくめん 日時 2002 年 5 月 28 日 21:48:59)
モータースポーツ最高峰のF1で、ホンダがからっきし弱い。
一昨年からエンジン供給者としてF1に再々参戦を果たしたホンダだが、今年は第6戦でやっと初ポイントを獲得するお粗末。“F1素人”のトヨタが初戦でいきなりポイントを獲得したのと対照的な体たらくを露呈している。
「ホンダにとって、F1の低迷は命とりになりかねない」と業界関係者は指摘する。
ホンダは64年、苦しい台所事情もかえりみず、F1に初参戦。5年間で2勝した後、いったん撤退した。83年から10年間はマクラーレンチームなどにエンジンを供給。69勝を挙げ、“黄金時代”を築いた。
歴代のホンダの社長は、創業者の本田宗一郎はもとより、2代目の河島喜好氏、3代目の久米是志氏、4代目の川本信彦氏らいずれもレース監督の経験者だ。
83年のホンダのF1復帰は、当時取締役だった川本氏が「レースをしないなら会社を辞める」と首脳陣に迫ったからとされる。
その結果、ホンダはレースの老舗メーカーとして、日本だけでなく世界のモータースポーツを引っ張るまでになったのだ。にもかかわらず、なぜこんなにだらしないのか。
その理由は吉野浩行社長が、モータースポーツよりも、2足歩行ロボットの「アシモ」など先端技術の開発に熱を上げ、F1に消極的だからだとされる。エンジン供給だけのホンダに比べ、トヨタは車体まですべて手がけ、投じる費用も2倍から3倍といわれている。
「ホンダは02年度決算で過去最高益なのに、F1にかける財布のヒモは固い。さまざまな面で、ホンダの“伝統”が崩れてきているようです」(ホンダ事情通)
ホンダにとって60年代のF1はエンジンを試す“実験室”、80年代はその高性能を誇示する場だった。カネがないにもかかわらず無謀をする“フロンティア精神”が多くの若者を魅了したのだ。
ホンダが世界で単独生き残りをはかるなら、稼ぎ頭の北米市場が好調な今のうちに“個性”を発揮する必要がある。
もうけた余力をF1に回すのでは王者トヨタと一緒。“中途半端”がホンダの首を絞めることになりそうだ。【高木敏行】
【2002年5月21日掲載記事】
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ホンダ・トヨタとも来年からインディーのIRLに参入「参戦」するようですが、F1がだめでもインディーで好成績をあげれば車の販売に直結が考えられます。
インディーでは先輩格のあの日産も待ち受けていますので(先日行われたインディー500では僅差で5位だったようです)、日本ではF1やカートレースよりオーバルのコースをぐるぐる回るインディーレーシングリーグ(IRL)の方が、盛り上がりそうな感じですね。IRLで日本製ノンターボエンジンのバトルなんていいじゃありませんか。
IRLと兄弟レースのインディーカートレースはトヨタにとり余興でしょうか。
F1のように、03年シリーズからの全戦の地上波でのTV放送を期待しております。